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すると腹の虫が
聞こえた。
それはユイだった。
椿「忘れていた。
確かユイ一週間何も
口に入れてないな」
ユ「椿様。血が欲しい!」
椿「村に店があるから
食べてこい…」
ユ「はい!」
嬉しそうにユイは
扉を出ていった。
タイミングをはかって
椿を問い詰めた。
「どういう事だよ!
記憶障害?ふざけるな」
椿「お前は覚えてない。
勝手に出てった」
「証拠あるの?」
僕は強気に聞くと
椿は鼻で笑っていた。
椿「背中にある。
蝶のような紋章だ」
「いつ見たの?」
椿「お前が寝てる時に
手下に確認済みだ」
昔から背中に痣がある。と
言われて苛められてた。
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