第一章

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いつものように 学校で友達とじゃれてた。 親友の海音といた。 笑いがあって 楽しかったのに…。 予鈴が鳴ったから 皆、自分の席に着く。 静かにならないクラス。 常に騒がしい。 すると机に 丸まった紙が飛んできた。 広げると白紙で 何も書いていない。 「ユキ!投げろ」 「海音ふざけるなよ」 「キャッチボールな」 何でキャッチボール? どう見ても紙だよ。 「ほらっ」 端っこだけど よく届いたな。 しかし何分たっても 担任は来ない。 会議でも続いてる? この時間なら来るのに…。
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