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しばらくして
扉が開き静かになった。
入ってきたのは
担任ではなく
謎の覆面の奴だった。
しかも数人いる。
皆、言葉を無くしてた。
「高梨ユキはいるか?」
覆面の一人が
僕の名前を呼んだ。
どうして知ってるの?
クラス全員
僕を見てきた。
「君が高梨ユキか…。
我々と一緒に来たまえ」
無理矢理、立たされ
僕は奴等に連れてかれた。
「ユキ!」
「海音!」
僕は一体どこへ
連れてかれるの?
廊下は誰も居なくて
静かだった。
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