第一章

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「血を見た事ない?」 「現実にはない」 「悪いがこれが 現実なんだよ」 馴れ馴れしく肩に 手を置く奴。 気持ち悪い…。 その手で何人もの人を 殺したんだろ? 震えが止まらない。 いつか殺される…。 「遅かったな。 待ちくたびれたよ」 城から飛び出した人。 その人は全身白かった。 周りにいる奴等は 遠くへ行ってしまった。 「貴様が高梨ユキか? 悪かったな手荒な 真似をして…」 「とりあえず 僕が呼ばれた理由は?」 「俺達は血が欲しい…。 その為に貴様はきた」 「狙いは僕の血?」 「吸わせてくれるか?」 「嫌だって言ったろ」 僕は睨むと そいつに担がれて 城に連れてかれた。 またこのパターン? これから地獄が待ってる。
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