†1

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途中、俺は花屋に寄って花を買った。 買った花は、凛と咲き誇っているひまわりの花。 龍太が大好きだった花。 恐らく、龍太がこの世で一番最後に見た花───── それから再び車を走らせ、無事七時前にバー“RYU”に到着した。 ─────カランカラン “close”のプレートが掛かっている真っ黒の扉を開け、俺は店内へと足を踏み入れた。 中には、既に俺以外のメンバーが揃っていた。 「あ、ジュンちゃん!」 真っ先に俺に声をかけてきたのは、榊翡翠(さかきひすい)。 元覇王幹部で、当時よく女に間違われていたくらい可愛らしい顔立ちをしている。
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