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ハチコ「ご主人様…街が…。」
東北の某所、車から景色を見るハチコ、荒廃した風景に彼女は胸が押し潰されそうになる。
蒼月「ハチコ…自然は厳しい一面も持っているんだよ…。」
そう言って犬耳のあるハチコの頭を優しくなでる。
店長「アオ、マイロイドってのがよく分からねえんだが…ちゃんと働いてくれるのか?」
車を運転しながら店長…後条康氏はハチコのマスター…世羅田蒼月をあだ名で呼んだ。
190㎝を超える長身に筋骨隆々…顔に傷…本職のヤクザですら裸足で逃げ出す強面である。
事実、酔って暴れたヤクザをぶん殴り店から追い出した事もあるらしい…。
蒼月「はい、ラーメン屋は初めてですが…ウェイトレスなら…。」
ハチコ「カフェのウェイトレス…マイロイドの…お仕事…大丈夫。」
強面に臆する事なくハチコは応えた。
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