6人が本棚に入れています
本棚に追加
後条「…ほら、着いたぜ。」
蒼月「ハチコ、降りるよ…。」
ハチコ「うん…。」
車を止めて外に出る。
ハチコ「ご主人様…掘っ建て小屋がある…。」
目の前にあった建物はハチコには掘っ建て小屋にしか見えなかった。
蒼月「…ハチコ、掘っ建て小屋…じゃなくて…。」
後条「ここがうちの店『雲』東北臨時店だ。」
ハチコ「ここで…働くの…?」
蒼月「そうだよ、ハチコ。頑張れる?」
いつもの様に優しく声をかける蒼月。
ハチコ「うん...頑張る...。」
その優しさにハチコは勇気を貰えるのだ。
?「おや、今日はお休みだったかね。」
ハチコ「...ッッ!!」
聞き慣れない声に驚くハチコ、振り向くと、そこには年老いた老婆と20代位の女性が立っていた。
一人は蒼月の携帯を誤操作しハチコを起動させてしまったお婆ちゃん。その事が理由でハチコと蒼月はカズヒロ、そして彼のマイロイド達と出会う事になった。
もう一人は...
最初のコメントを投稿しよう!