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目の前に立ちふさがる他校のデブ。身に付けているのは、はち切れんばかりの制服。そこまで暑く無いのに顔は汗だらけ。激しい運動をした後の様に切れた息。ブレザーの下に着ているブラウスが汗で濡れて地肌が透けていて、
本ッ当、気持ち悪い!!
ストーカーか!?
と、冷静に頭の中で今の状況を整理して、ストーカー野郎の撃退方法を考える。
「すみません。興味無いんでマジ失せて下さい。
気持ち悪いんで」
こう言う時は、ここまで言えば去ってくれるよ、と友達の言葉を思い出し、震える手を押さえ込んで言った。
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