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「腹減ったなぁ・・・・・・」
奴隷を助けた後、寝床を探し歩いていると洞穴を発見した。
そこでとりあえず夜を過ごすことにした俺は、なんの知識も無く困っているだろう太一にメールを送っておいた。
することもないので、そのまま就寝。地面がゴツゴツして痛かったが、疲れていたのだろう、直ぐに眠りに落ちた。
その日は地球にいた頃の夢を見た。
もう一人の親友でバカな男。
激しくキモいが憎めない男。
元気はつらつな少女。
控えめでおっとりした少女。
「・・・・・・はぁ・・・・・夢か。あいつらどうしてるかな?俺たちの葬式で泣いてくれたかな・・・・・あ、俺の写真なに使ったんだろう?卓球のユニフォームで写ってるやつは勘弁してほしいな・・・・・」
うちの中学のユニフォームださかったからなー。と呟き一人で笑う。
「はぁ。笑ったらなんか元気出た。さてと、とりあえず街を目指すかな。太一は今頃王族か貴族の家かな・・・・・?」
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