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本棚に追加「ありがとう、そんなふうに思ってくれて」
そこまで私を思ってくれて嬉しいな。
「どこかでこれ以上好きになっちゃいけないって、気持ちを止めてた。だからあんな態度もしたりしたけど。やっぱりおまえへの気持ちが止まらなくて。つくづくバカだろう、俺は」
「うん...本当バカ」
一番最初に流に会った時に、あなたは凄い目をして私を見ていた。
深い何か、底知れぬ強さで。
それは変に固まった弱さを隠すように。
悲しそうな...。
苦しそうな...。
寂しそうな...。
流はいつも何も言わない。
でも、言わないでいることを一番知ってもらいたいんだと、私はそう感じていた。
だから、あなたを知りたいって。
そのうち、あなたは私と会う回数を増やすごとに笑顔がどんどん増えていって。
たがら、楽しいんだなって。
あなたが毎日笑顔で居られるには、私が側に居なくちゃダメなんだって。
流の隣には私じゃなきゃ、ダメなんだって。
「花火大会の時に仲居が話してたろ?ツインソウルの話。俺はあれは嘘じゃないって思ってる」
「離れようとすると、どんどん気持ちが縮まるの。私は、本当のとこ苦しくて堪らない...」
流が求めてくる事が分かっているから。
ほら、こうやって。
こんなに近くにいるのに、もっと近付きたいと流が私を抱き締めてくれる。
「同じだ...俺も同じ事今、考えてた」
「会えない間もずっと、流の幻ばかりが見えて話しかけてた...何か答えてくれそうで...笑いながら涙流して...」
私は声を震わせながら、そっと流を見つめる。
「俺だって、頭から笑が言ってくれた言葉がずっと、ずっと消えることがなかった...だから何度も心にしまってある笑に問いかけたりしてた...」
流ももう、くしゃくしゃの表情で声を震わせる。
同じ事を、
離れてる間も、
ずっと途切れることなく、
私たちは想い合っていたんだね。

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