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「つか、さっき葵"アタシの縄張り"って言ってたけど、どゆ-こったァ?
まさかお前、ここの妖精とか神様なの?」
急に話を変えた右京。先程、不思議なことを、言っていた葵を、まじまじ見ながら言う右京に葵は長々と話し出した。まるで大統領やらの演説並みに。
「はぁ?アタシは妖精でも、神様でもないわよ!縄張りって言ったのは、確かだけどあれは普通に、嘘だからさ。」
さらっと言い続けて言う。
「まぁ、アタシがここにいた理由は、"連続通り魔辻斬り事件"の犯人を、待ち伏せていたのよ。そしたら、あんたら二人が来てさ…したら霧都が腰に刀掛けてるから、辻斬りの犯人だと思ったわけよ。でも犯人は女みたいよ…自己紹介で聞いたとき霧都が女じゃないって聞いたからさ。」
長い長い説明をしている途中、やっぱり短期な右京は半分くらいから、魂が抜け聞いてなかった。
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