prologue

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救いだ。 唯一の女神様だ。 「私、有井百合。私もそれ好きなんだぁ!これからよろしくね!」 百合は目をキラキラと輝かせて、美香の手を握り、ブンブンと振った。 まさかオタク仲間がいるとは思わなかった。 実をいうと、 美香は高校にあがるまえは、不安でいっぱいだった。 中学の頃は、クラス全員がオタクといっても良いほどのオタク集団だったので、毎日趣味の話ができて充実していたのだが。 さすがに高校にもなるとそうはいかなくなる。 これから三年間アニメを語れる人がいなくて生きていけるだろうかと真剣に考えていた。 下らないような事だが、マジな話である。(ここまでくると末期) だがこの瞬間不安は解消された。ありがとう巡●ルカと百合ちゃん。 美香たちは一通り自己紹介を終え、部活見学に行くことにした。
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