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「ったく…義久は頭が良いからそんな事が言えるんだよ」 少し不機嫌そうに返す。 義久はただただ呆れたように苦笑していた。 そんなやりとりを繰り返していると、 「お~い、和也~、義久~」 と声がかかった。 そこでは同学年の高橋愛花(タカハシアイカ) が俺達を呼んでいた。 愛花は中学校時代からの友達で、中学二年生の時に同じクラスになり、友達になった。 身長は160cm位、黒髪のロングヘアーで、顔立ちは整っている。 世に言う美少女というやつに十分 当てはまっているだろう。 少し胸が小ぶりなのが残念だと思うことがあるらしい(クラスメイト談) 因みに俺と義久は 俺が身長170cm位、少し茶色っぽい髪が短めに切られている。 他の人から言わせるとイケメンらしい。 …もっとも、目が笑ってる感じがするのでなんともいえないが。 義久は身長180cm弱で黒髪が目にかかるくらいまでのびている。 あと黒縁の眼鏡をかけている。 この眼鏡を取って遊んだりしてしまうと…とんでもないことになる…どんなことかというと一回殴られて気絶した奴がいたくらいだ… また、まわりが見えないのか、とりあえず暴れまくるから…余計たちが悪い。 あと、この時だけは運動神経が悪いのを忘れるかのように鬼神のごとく暴れたりと… そのような理由からもう眼鏡に手を出す人はよっぽどいない。 愛花と合流し、一緒に学校まで向かう。 「そういえば今日は何の話をしてたの?」 「ああ、今日もいつもとおんなじだよ、和也がまた学校に行きたくないみたいなこと言い始めてさ、そのあとはいつも通りくだらない話」 「へぇ~そ~なの」 なんだかニヤニヤしながら俺の方を向き声をかけてくる …イヤな予感がする 「毎日そう言いつつ、未だに欠席回数0の元気で真面目な少年約一名」 そう言われると俺は恥ずかしい気持ちになり、そっぽを向いて答えた 「う…うるせえ!!」 その反応を見て義久と愛花は心底面白そうに笑っていた。 …クソッ! いつか仕返ししてやる! そう思いつつ、学校への歩調を少し速めた。 俺はこんな『当たり前だった』日常が好きだった。
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