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【過去】
夜々子は母子家庭で、母と弟の家族3人仲良く暮らしていましたが、弟の朝希(あき)が発動者として覚醒してから幸せな生活総崩れ
母は昔暴徒になったカゲに家族を殺されていて、暴徒もカゲも変わらない危険なモノと思い込みその存在にひたすらgkbrしてる人でした
そのためか今まで大切に育ててきた朝希の事を化け物と罵り嫌悪するようになり、その穴埋めをするかのように夜々子に対して異常なまでの深い愛を寄せるようになってしまいましたメンヘラァ
夜々子はその理不尽さに困惑し、何度も母を説得しようとしたが聞き入れてくれることはありませんでした
夜々子はその分朝希を愛し可愛がったんですが、幼い朝希はやっぱり母親の愛情を欲しがってたのですよ
幼いながらもなぜこうなってしまったのか考えに考えて、きっと暴徒を倒せば母も自分とカゲを認めてくれる!という結論に至ったようで、夜中にたった一人で外に出ていってしまいましたはいフラグ
朝希がいないことに気付いた夜々子が探しにいき、朝希を見つけて走り寄った次の瞬間に暴徒が出現、夜々子の手は届かず朝希は伸ばした腕だけ残して暴徒に食われてしまいましたエンダァァァァア
その光景を見たショックで夜々子自身も発動者に…
母も真夜中に消えてしまった夜々子を探し回ってたんですが、朝希の腕と遺品を抱え月出の横で泣く夜々子を見つけたとたんに豹変
優しかった母親の顔は消え、「自分の子供は二人ともカゲに食われてしまった、こんな化け物は私の子じゃない」と発動者とカゲに対する深い嫌悪を剥き出しに夜々子を突き放しちゃいました
あれだけ愛した弟は夜々子より母親の愛を選んで死に、あれだけ愛してくれた母は夜々子自身より発動者という存在を恐れ拒絶した
それでも二人は確かに夜々子の事を愛していたってのを分かってるのに、その愛を信じられなくなった自分自身にも絶望しちゃったもんで、この時から愛情、特に家族愛を信じられなくなってしまいました
帰る場所も拠り所も無くした夜々子は暫く一人でさ迷うことになるんですが、弥鈴先生の手引きにより御影学園中等部に入学することに
よく死ななかったね!!
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