復活?

2/6
前へ
/74ページ
次へ
ここは転移空間。 「…見っけた」 「ふん、速いものだな」 黒いオーラが纏っている。 「No.666」 「ソレで呼ばれてほしくないね…No.6666」 「俺もだ…地獄炎王」 「それは異名」 「ふん、真の名なんて長ったらしいじゃないか」 転移空間で睨みあう2人。 「まぁ、確かにね」 ‘闇の扉から誕生した子’は名が長いし、と言う。 「さて、答えてもらおうか?カンバァット・エイシャント・ピープルを使って何を企んでいる?」 「カンバァット・エイシャント・ピープルか…地獄炎王、その理由をもう理解していると思うが?」 「まぁ、ある程度は…理解なんてめんどくさいし」 こっちは使命があるもんでね…、と構える。 「風、炎、水、地よ、地獄炎王の相手をしてやれ」 ブゥ~ンッ、と目の前に現れた。 「風のフリュウ」 「炎のホムラ」 「水のミナ」 「地のチノ」 「えーと、最後はノチノ?」 「違います!地の‘チノ’です!」 茶色い髪の毛の子が怒る。 なんか、リィンさんみたいな怒りかただなぁ 「部下なんていたんだ、出雲」 黒いオーラを纏っている人を見て言った。 「偽名を出すか、地獄王」 「お前こそ出しているじゃないか」 「…相変わらずムカつくやつだな」 「はいはい、勝手にムカついていろ、暗い出雲」 プッチン、と何かがキレた。 「ふ、ふふふ…」 「うえ~、気持ち悪りぃ~声だな」 さらにプッチン、とキレる。 「…お」 「‘お’?あー、わかった!‘おトイレ’かぁ?」 ぶっつん!と大きな音がした。 「…貴様に何ぞ、チャンスもくれてやらんわ!!」 「あー、はいはい、何のチャンスかわからんが、話通じてる?てか、馬鹿?」 冷静沈着で言う。
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

96人が本棚に入れています
本棚に追加