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死体処理や現場処理の管理局員達が慌ただしく働く。
その中で先程あったことを録画して観ているのはアリシアだった。
‘王様、お茶会に来るかな?’
「…」
‘自分らが生き返っているならわかるだろ?’
「自分ら、というのは闇の申し子のことで…CEPによって生き返らされている…っていうことになる」
「アリシアさん、処理終わりました」
ティアナとスバルが報告をする。
「ん、ありがと…休暇に戻ってもいいよ?」
アリシアは2人にそう言ってまた続きを観る。
「それって、先程の?」
スバルが聞く。
「…そう」
「また、闇の扉関係ですか?」
「闇の扉は関係しているけど…CEPが原因かもね」
2人は首を傾げる。
(ティア、シーイーピーって何だと思う?)
(悪い集団名とか?)
念話で話す2人をおいといて考えだすアリシア。
CEPってどこかで…?
記憶を辿っていく。
‘闇の支配者を作り上げたのは―’
「あー!?」
「いー?」
スバルが知らず知らずにグーパンチ。
「ぐぇおっ」
スバルのパンチにあたるティアナ。
「ご、ごめっ、ティア」
「あはは、大丈夫大丈夫…」
「思いだ「さないほうがいいと思うけど?」は?」
アリシアとスバル、ティアナの上空に見知らぬ人がいた。
「あなたも闇の申し子の1人?」
アリシアが問う。
「当たりだけど、今はお茶会にお呼ばれしてるんでね」
僕はパドラ・D・ジュピィター、と言った。
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