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「え!スバル君が!?」
「ああ、1人でふらっと顔だしに来てな。
まあ、少し話しただけですぐ帰ったが」
「どんな話をしたんですか?」
「エスカレーター式の小学校に通っているから、中学もそこの学校に行くってさ」
って事は、来年になってもスバル君は私達と同じ中学には通わないって事か
もしかしたら超能力団の仲間三人が同じ学校に通えるかもって期待してたのにな・・・。
「わざわざそれを言いに来るって事は、誰かに伝えてほしかったのかもな」
そう言ってマスターは意味深な笑いをした。
「誰に??」
「・・・さあな。あーあと、他の連中はどうしているかも聞いてたぞ。
タカはこないが、明日香ちゃんはたまにここへ来るって言っといたから、そのうちまた来るかもな」
あ、じゃあbarにちょくちょく顔出しにくればスバル君にも会えるかも!
「ところでリンはどうしてるんだ?
3月ぐらいまでは一緒に来てたのに最近はこないな」
「リン君は習い事始めたみたいで、忙しくてこれないって言ってました」
テレパシーでリン君に教えてもらった近況を私はマスターに伝える。
「そりゃ寂しいな。
前見たいにみんなで好きに集まってくれてかまわないんだが・・・まあ、人それぞれ事情があるからしょーがねぇか」
マスターの言う通り、昔みたいに集まれるなら集まりたいけど・・・うん、こればっかりはしようがない。
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