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その声で、相手も私に気付いたのかバッチリと目があった。
「ひ、ひさしぶり」
ぎこちなく声をかける私。
「・・・どーも」
周りの目を気にしてか、小さい声でぶっきらぼうに答えるタカ。
そう久しぶりに私は元超能力仲間のタカと学校内で再会した。
時々、昔たまり場にしていたbarに私は遊びに行くが、そこにもタカはちっとも顔を出さないため
本当に久しぶりに会った。
だけどタカは学校内と言う事で、女子と話すのが嫌なのか私からは2つ離れた席に座った。
隣同士だったら、小声で色々話しをしたかったのに・・・まあ、男女が仲良く話していたらひやかされるから無理か。
三年生ぐらいになれば平気で男女話してるのになー
まだ、私達一年は小学生気分が抜けないからしようがないか。
「顧問がくるまで、このプリントを見て下さい」
そう言って部長さんは、私達にプリントをくばる。
そこには、パソコンの電源の入れ方、エクセル・ワードの起動の仕方、安全なパソコンの切り方などについて写真つきで丁寧に書いてあった。
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