孤高の決闘者

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「うるさいわね! 文句なら勝ってからいってくれる? この状況をひっくり返せるならね!!」 ジンの挑発に怒りながら反応するサキ。 サキはジンにこの状況をひっくり返すのは無理だと思ってるみたいだけど……。 ボクは嫌な予感がした。 「ドロー。魔法カード《トレード・イン》を発動。《光子竜》を捨てて2枚引かせてもらう」 《トレード・イン》 通常魔法 手札からレベル8モンスター1体を捨てて発動できる。 デッキからカードを2枚ドローする。 《電光千鳥》でデッキトップに置かれて《増殖するG》で引いた《光子竜》を墓地に戻して、ジンはカードを2枚ドローした。 「俺の場に「フォトン」モンスターがいるので、《銀河騎士(ギャラクシー・ナイト)》をリリースなしで召喚する。召喚時効果で墓地の《光子竜》を蘇生する」 《銀河騎士(ギャラクシー・ナイト)》 星8/光属性/戦士族/攻2800/守2600 効果モンスター 自分フィールド上に「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードはリリースなしで召喚できる。 この方法で召喚に成功した時、このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントダウンし、自分の墓地の「銀河眼の光子竜」1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。 《銀河騎士》 ATK:2800→1800 ジンが召喚したモンスターの攻撃力が下がってしまったが、さっき墓地に送ったばかりの《光子竜》が戻ってきた。 「魔法カード《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》を発動。《フォトン・クラッシャー》のレベルを《光子竜》と同じ8に変更する」 《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》 通常魔法 自分フィールド上のレベル7以上のモンスター1体を選択して発動できる。 自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターのレベルはエンドフェイズ時まで選択したモンスターと同じレベルになる。 《フォトン・クラッシャー》 LEVEL:4→8 3体のモンスターのレベルが8で統一される。 これは……大型エクシーズ召喚っ! 「レベル8モンスター3体でオーバーレイネットワークを構築。『逆巻く銀河よ、今こそ、怒涛の光となりてその姿を現すがいい。降臨せよ、我が魂!』《超銀河眼の光子龍(ネオギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン)》!」
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