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《魔界闘士 バルムンク》
星４/闇属性/戦士族/攻2100/守 800
効果・シンクロモンスター
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカードがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地からこのカード以外のレベル４以下のモンスター１体を選択して特殊召喚できる。
「仮初めの攻撃力に奢っていては、足元を掬われますわよ？ わたしくはここで2枚の魔法カード、《『攻撃』封じ》と《レプティレス・ポイズン》を発動致しますわ」
ボクの表情から心情を察したクィンがクスリと嘲笑して、2枚のカードをプレイしてきた。
「《『攻撃』封じ》で《F・G・D》を守備表示にし、《レプティレス・ポイズン》で《F・G・D》を攻撃表示にした上で攻撃力を0に致しますわ」
「ま、また攻撃力を0に……っ！」
《『攻撃』封じ》
通常魔法
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター１体を選択して表側守備表示にする。
《レプティレス・ポイズン》
通常魔法
自分フィールド上に「レプティレス」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合のみ発動できる。
相手フィールド上に守備表示で存在するモンスター１体を表側攻撃表示に変更し、そのモンスターの攻撃力を０にする。
《F・G・D》
ATK：5000→0
《スターダスト》の時と同様にモニターを確認すると、《F・G・D》の攻撃力も0になってしまっていた。
こうもあっさりフィニッシャーを乗り越えてくるなんて。
「まだですわよティルさん。レベル4の《バルムンク》にレベル2の《バイパー》をチューニング。シンクロ召喚！ 全ての無力を破滅させなさい、《レプティレス・ラミア》！」
クィンはシンクロモンスターで更にシンクロ召喚を行い、次なるシンクロモンスターを出してきた。
あのカードも『レプティレス』……。また攻撃力0に関した何かが来る……っ！
「このカードのシンクロ召喚に成功した時、相手フィールド上の攻撃力0のモンスターを全て破壊して同じ枚数だけドロー致します」
「攻撃力0を全て破壊！！？」
今度はすぐに気付けた。
ボクの場にはついさっき0にされてしまった《F・G・D》だけじゃなくて……『おジャマトークン』もいる！
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