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「やはり、お前もきちんと手札を補充する手段を用意していたな」
ボクが一気にカードを引いたことには一切驚いていないようだ。
ジンはそのままカードをドローする。
「《カメンレオン》を召喚。効果により墓地から守備力0の《フォトン・スラッシャー》を蘇生する。レベル4モンスター二体でオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚。《No.101 S・H・Ark Knight》」
「さっきのエクシーズモンスターの元かあ……」
ということは恐らく、相手モンスターを素材にしちゃう効果を持ってるんだろう。
カメンレオン
星4/地属性/爬虫類族/攻1600/守1100
効果モンスター(チューナー)
このカードは自分フィールドにレベル5以上のモンスターが存在しない場合のみ召喚できる。
このカードの効果を発動するターン、自分はエクストラデッキからの特殊召喚及びこのカードの効果でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の守備力0のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
No.101 S・H・Ark Knight
ランク4/水属性/水族/攻2100/守1000
効果・エクシーズモンスター
レベル4モンスター×2
「No.101 S・H・Ark Knight」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を2つ取り除き、相手フィールドの特殊召喚された表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
「効果発動だ。オーバーレイユニットを二つ消費することで、特殊召喚された攻撃表示の相手モンスターをオーバーレイユニットにする。対象は《ヴァンダルギオン》だ」
「やっぱりか……」
ジンの説明を聞き、ボクは《ヴァンダルギオン》をジンに渡す。
そのカードは《アークナイト》の下に差し込まれた。
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