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「さらに《マイン・モール》を召喚です。レベル7となった《大猿》に、レベル3の《マイン・モール》をチューニング!」
《マイン・モール》
星3/地属性/獣族/攻1000/守1200
効果モンスター
このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
このカードが獣族モンスターのシンクロ召喚の素材として墓地へ送られた場合、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
このカードが相手のカードの効果によって
フィールド上から離れた場合、ゲームから除外される。
非チューナーを召喚したナノコはすぐさまシンクロ召喚を執り行う。
レベルの合計は10だ。
「シンクロ召喚! 《神樹の守護獣─牙王》!」
《神樹の守護獣-牙王》
星10/地属性/獣族/攻3100/守1900
効果・シンクロモンスター
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードは、自分のメインフェイズ2以外では相手のカードの効果の対象にならない。
ナノコのエクストラデッキから出てきた白いカードは、基準ラインとなる攻撃力3000を超える大型の獣モンスター。
1ターン目から飛ばすなあ。
「獣族シンクロの素材となった為、《マイン・モール》の効果で一枚ドローします。カードを二枚セットして、ターン終了です」
無駄なく手札損失をカバーしたナノコは、二枚の伏せカードを用意してからターンを明け渡した。
そして遂にレナが動き出す。
「いきなり3100の耐性もちは厄介だねー。んじゃ、私のターン!」
不敵な笑みを浮かべつつ状況を口にしたレナは、振りぬくようにデッキからカードをドローする。
「私も手札のモンスターをコストに、レベル5モンスターを特殊召喚! 《クイック・シンクロン》!」
そしてレナもまた、手札を一枚切ってチューナーモンスターを特殊召喚してきた。
なるほど。レナもシンクロを主体としたデッキみたいだね。面白そうだ!
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