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シャワー水音と共に見えてきたのは、生まれたままの女性の姿。
どうして、女性の体のラインのいうのはこんなにも滑らかで美しいのだろうか。
肩、背中、腰にかけた曲線の素晴らしさも勿論のことだが、
ヒップから足にかけてのラインもとてもそそられる。
歳は恐らく15前後。
なので大人らしさもありながら、幼さも残っている。
大きすぎず、小さすぎない乳房の膨らみがその象徴だ。
「す、素晴らしい!!」
ボクは思わず大声で本音を叫んだ。
どうやら、それがきっかけで女性は正気を取り戻した様で……
「なっ、な……!!」
目を見開いて驚きながら、彼女は脇に置いてあったシャンプーの容器を掴んで───
「こ、このっ……スケベエエエェェェェェェェ!!」
それを思いっきり投げてきた。
容器はスピードが緩むことなく、ボクに向かって一直線に進み、
額にクリーンヒットした。
「がっ!!!!」
その威力はすさまじく、ボクは後ろに倒れる。
薄れる意識の中、ボクは先程の彼女の姿を思い浮かべた。
(あぁ……良いもん見れた……)
そのままボクの視界は暗転し、意識を失ったのだった。
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