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その甲冑は闇色がかった金で全体に魔法陣と印象的なルーン文字が刻まれ
兜も三つの龍の頭を象ったものであった
しばらく飛んでいくと其処には集落に近い小さな村が広大な森の外れに見えた
―――と、右にいた飛行中の銀色の龍に乗る竜騎士の一人が近づいた
「目的地が見えました、御指示を……」
巨龍に乗る竜騎士は振り向くことなく緋い残光が一瞬輝きを強くした
「承知、着陸準備開始。」
その言葉と同時に龍達はV字に並び、着陸準備に移った
「着陸開始。」
その村へゆっくりと降りていった
銀色の龍達が全て地に降りた後巨龍も追うように降りていった
竜騎士達は背のランスを手に取り龍の背を降りて巨龍に乗る竜騎士の指示を待った
巨龍に乗る竜騎士はその背から一歩降りた
ドゴォンッ!!
その一歩で地面がひび割れ、かなり陥没した
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