prologue

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巨龍に乗っていた竜騎士は他の竜騎士達の前に立つ その巨体は約3mもあり、甲冑の隙間からは黒い劫火を噴出する泥の様な濃密な闇が滲み出ていた 巨人のような黒金の竜騎士は首を動かさず銀色の竜騎士達を見、再び緋い残光を一瞬強く光らせた 「極秘任務遂行する、村人全員抹殺し、石碑から例のクリスタルを回収せよ、失敗は許されない。」 「散…」 銀色の竜騎士の一人が言うと同時に散開し、その場に残ったのは黒金の竜騎士だけだった…… 「―――」 黒金の竜騎士は己の飛んでいた後ろへ目線を向けていた… まるで、その先に怨敵がいるかのように睨んでいた
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