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「お願いします。」
ここは大人になってもらおう。
「……わかりました。」
沖田さんは渋々ながらも納得してくれた
それにホッとしていると
「だが、なんで俺だけなんだ?」
「あ、それ私も気になります!」
めんどくさ……
「今は取り敢えずです。……まぁ強いていうなら、あなたが副長だからですよ。鬼のね。人一倍疑り深く、人一倍頭が回り、それに人一倍…
あなたは隊士想いだ。
だから、信用してもらえれば一番の協力者になって貰える。そうゆうことです。」
「ほぉ……俺がお前を信用するとはかぎらねぇぞ?」
「そしたらそしたです。それに……あなたは信じざるおえなくなりますから。」
「そりゃ、楽しみだ」
2人は笑った。でも、どちらも心からの笑いではない。どこか、相手を挑発するような笑みだ。
「じゃあ、私はさがりますね」
「すいません、ありがとうございます」
「いえ、気にしないでください!稽古でも行ってくるんで」
「頑張ってください」
私がそういうと彼は笑みを浮かべ始めとは想像できないくらい静かに部屋をあとにした。
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