320人が本棚に入れています
本棚に追加
/113ページ
「じゃあ、いきますよ…?
名前は山崎烝。役職は諸士取締役兼監察。
本名…というより改名前の名前は林烝。1月11日に生まれ、生まれた年は不明。
生まれは大阪、鍼医の息子で次男。
父の名は林吾郎左衛門。母の名は君江。妻は琴尾さんがいて、壬生浪士組に入る前に離縁状を送ったとか…。
剣術の方では香取流棒術の名人で、道場では薙刀をお得意としていたそうです。
斎藤一にならぶほどの忠誠心があり、局長、副長ともに深く信頼されていた
名を山崎に変えたのは監察の活動をするにあたって京にありふれた名前の方がやりやすいからという理由。
享年は…これはいいか。
えっと…私が知っているのはこんな感じです。けどって…あれ?どうかなさいました?」
私は思い出したり、考えことをするとき、いつも人差し指の第二間接を下唇にあて、目は斜め上をみる。
そのため、人の顔を見ることができないから気がつかなかったが、みんな私をみて驚いている
土方さんと山崎さんに関してはドン引きされてる気がすんだけど…
「山崎君は大阪出身なんですか…。なまりがないのでずっと江戸だと思ってました」
山南さんは落ち着いてるんですね。
「あ、偉い人には訛りを隠すっていってました。」
「余計なことゆーなやっ!」
山崎さん関西弁~
「山崎君の関西弁なんて新鮮ですね」
山南さん楽しそうですね。
「俺も山崎の関西弁なんて初めて聞いたな」
土方さんの言葉聞いて山崎さんやっちまったーみたいな顔してるし
かわいい…。
「山崎!もう一回訛り入れて話してみてくれ!!」
永倉さん食い付いてきたな~…
「俺も聞きたい!!」
今度は背の小さい男の子
「ちょっとだけいいだろ!なっ!山崎君!!」
めっちゃ目、キラキラしてるんですけど!可愛いんですけど!!
「紅咲。」
するといきなり山崎さんが私の名前を呼んできた
しかもかなりニコニコで。…後ろに黒い影が見えるのは……?
「な、何でしょう?」
私は恐る恐る尋ねてみた
「後でおぼえとき。」
なんで!?話したから!?
最初のコメントを投稿しよう!