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「えっ……、なんで?」
俺はぼうっとして呟いた、そんなことがあったなんて知らなかった。この学校でというのも相まって、そしてその人がまさか自殺をするとは。
「なんで、自殺なんか…」俺の問いに志摩は囁いた。
「進路を苦にして何て言われてるらしいぞ?けどなぁ、違うとも言われてる」
驚いて目を見張った。
そうしてふと数ヶ月前のことが頭に浮かんできた。
まさか―。
だが俺の考えを読んだかのように志摩は頷いた。
「悟の思ってる通りだ」
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