213人が本棚に入れています
本棚に追加
/329ページ
そんなこんなで現地へのデビュー
を早々に果たした私は
その次のテルアポと呼ばれるものが
ものすごく苦手だった
ようするに電話でお伺いをする
約束をとるというものだったのだが
元々電話が大嫌いだった私は
その作業がちっともうまくいかない
何度電話しても
まったくアポイントにならない
当時の友達曰く
「お前との電話は
何かわからないけど怪しい気がする」
らしい
・・・知るかっつーの
そんなこんなでその日もまったくアポが
取れなかった私に
キチガイ所長に内緒で上司の課長がアポをくれた
「お前ここに行って来いよ」
その当時私はその上司の事が好きで
(お互いに♂ 変な意味ではない)
割と信頼もしていた
後になってあんな事になるなんて
思いもしなかったが・・・
なので、その心使いが大変ありがたく思えて
なんとしてもその気持ちにこたえたいと
向かった家庭だった
最初のコメントを投稿しよう!