君。

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ノエル「………zZZ」 って!寝てんのかよ!! 俺は足音をたてないようにゆっくりとヤツの目の前まで進んだ。 木に寄りかかって寝ているヤツに合わせて俺もゆっくりとしゃがむ。 にしても…… きれーな顔してんな。 毎回会うたびにケンカばかりしてたから、顔なんてまともに見たことなかったからな…。 ノエル「……zZZ」 幸せそうに眠るヤツを見て自然と顔が緩む。 サアッ……と吹いた風に揺られてヤツの銀色の髪が光る。 何故かはわかんないが、無性にそのサラサラ揺れる銀色の髪に触れたくなった…。
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