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しばらくすると和希が私達に声を掛けてきた。
『ゲームは目が悪くなるからもう終わりな?』
面倒見のいい和希に私はとても感心した。
『真希も今日は遅いから帰ろうな?飛我が起きる時間だから送ってもらうね?』
そんなことを話していると飛我が起きてきた。
和希の言った通りだった。
『あのねぇ~。和希は飛我の起きる時間が完璧に分かるんだよ。』
奏太が教えてくれた。
和希はすごいと思った瞬間だった。
『…もうこんな時間が。真希、送る…』
私は眠そうな飛我とたまり場へ来た時と同じ黒い車に乗り込んだ。
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