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こんなに輝が話しているところを見るのは初めてだ。
それにこれだけのプランをさっと考えてしまう輝はやっぱり頭が良いのだろう。
早速計画を立て始めた。
指示をするのは楽しんでいるようにも見える輝だった。
『流れはこうだ…
まず何人かで真希の教室を見張る。そして証拠を抑える。写真とかでいい。』
『はいは~い。その場で問い詰めないの?』
俊が元気よく質問した。
『あぁ。その場で問い詰めてもおもしろくない。証拠を抑え言い逃れができないようにする。決着はまた今度だ。』
あぁもうおもしろいっていうワード出ちゃってるし…
『真希にはまた報告するから今日は帰って休んでろ。』
飛我に言われた。
確かにいろいろなことがあって疲れた。
『俺らはもう少し計画を立てる。悪いが下に車が来てるから送ってもらえ。家でゆっくり休め。明日からは普通に迎えにいく。』
『分かった。ほどほどにしてね。』
私は飛我達に別れを告げ早退した。
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