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「まぁ、待ちたまえ。心ばかりのお礼に食事でもどうだね?」
早くここから去りたいというのに、空気の読めないデブだ…。
秋葉を見ると、小さく微笑みながら俺を静止するかのように肩に手を置く。
秋葉「では、お言葉に甘えるとしよう」
「ふむ。では、リビングに来てくれ。最高の持て成しをしよう」
SPに誘導され、俺たちはリビングへ移動する。部屋には豪華な食事と高そうな酒が用意されていた。
「さ、食べてくれたまえ」
とりあえず乾杯をし、秋葉が先にワインを飲む。
「ん?黒龍殿はワインはお嫌いか?」
怜茨「いや、嫌いなわけじゃないが」
サワーがいいなどと言えるわけもないので、鶏肉のソテーを苦し紛れに口に放り込む。
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