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怜茨「ったく…。どいつもこいつもサワーの良さを全然分かっちゃいねぇ」
胸ポケットから煙草を一本取り出し、肺に煙を送り込む。ゆっくりと息を吐き、口から出ている白煙をぼー、と見つめる。
真弓「……………」
怜茨「ん?」
真弓が俺をジト目で、文字通りジーーーーッと見つめてくる。
怜茨「どした?」
真弓「お兄…煙い」
怜茨「なら秋葉の方を向くといい」
真弓「秋葉はもっと煙い!」
怜茨「…………ふぅーーー」
真弓「あ!こら!面倒臭がってんじゃねー!」
怜茨「なら弥生の隣に行くといい」
弥生「僕なら構わへんよ♪」
真弓「むぅ……、へ!」
真弓はプイッとそっぽを向き、ズガスガと弥生の隣の席に移動する。
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