心が通じ合う時

3/9
前へ
/200ページ
次へ
私は 「来なくていいよ。」の 一点張り。 「何で、行くよ。 里沙、泣いてるのに。」 「泣いてないし、もう 電車ないよ。」 「いや、たぶんあるよ。」 「ない、ない。」 「あるって。」 「とにかく行くから。」 私は根負けした。 「わかった。待ってる。」
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!

315人が本棚に入れています
本棚に追加