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『じゃ~そう言う目にあってもいいって事か?』
拓兎はどこまで本気なのか確かめるため、あえて翔にそう言ってみた。
『んな事させるかよ。守るよ、守るに決まってんだろ。』
『そう言うと思ったよ。仕方ねぇ~な、俺も助けてやるよ。元々コクれって言い出したの俺だしな。』
『拓兎、ありがとな。………でもその前に誰か突き止めねぇ~と。』
翔はそう言うと考え込んだ。
『誰かって?………あぁ~、好きなヤツがいるってやつか?』
『あぁ。でもどう調べるかだよな?聞いても誰かを庇ってるみたいで言わねぇ~んだよ。』
『庇ってる?じゃ~明日にでも俺が聞いてみるか?』
『いいのか?』
『乗りかかった船だ。いいぜ。』
『サンキュー、拓兎。』
翔は手を拓兎の前に出すと拓兎も出し、2人はパシッと手を叩き、握った。
『じゃ~俺帰るわ。』
いつの間にか翔の家に着き、話し込んでいた2人は"じゃ~"と別れ、翔は家に入り、拓兎は帰って行った。
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