10人が本棚に入れています
本棚に追加
『―――俺ひとr『何言ってんだよ。俺の事は気にするなって言ったろ?』』
拓兎は翔が何を言うかわかり、翔の言葉を遮(さえぎ)ってそう軽く怒鳴りながら言った。
『だってよ~。…拓兎、お前を……』
『大丈夫だって、気にすんな。俺の事は俺が自分で何とかするから。翔には迷惑かけねぇ~から。翔は自分の事だけ考えればいい。好きなんだろ?振り向かせんだろ?』
拓兎はそう言って微笑んだ。
『拓兎~。………あぁ!!…わかった!!』
翔は拓兎の気持ちがわかるとそれだけ言い、翔も一緒に微笑んだ。
“ありがとな、拓兎。お前が親友でよかったよ。”
そう思っていると、翔の家に着いた。
『じゃ~な。』
『おぉ~、またな。』
そう言って、2人は別れて帰って行った。
“さ~どうするかな~。翔にはあぁ~言ったけど………。とりあえずはちゃんと断らねぇ~とだな。あの時はパニクってほとんど何も言わずに帰っちまったし。”
拓兎はそう思いながら家へと帰っていた。
.
最初のコメントを投稿しよう!