雪山の小さな村

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野営と進行を繰り返して約3日。 小型モンスターの襲撃をいなしながらダークは歩き続け、最後の山へとさしかかった。 この山を越えれば、ポッケ村か… そう自分を奮い立たせ、ホットドリンクを飲むためにポーチをまさぐった。 ガサゴソ。 探すが、目当ての瓶が無い。 おかしい ダークはポーチを逆さにして、全ての道具をぶちまけた。 しかし、ついに赤い液体は見当たらなかった。 そう、準備不足である。 目の当たりにした現実と、進むべき山を交互に見やり、しばらく呆然とする。 …よし、わかった ダークは、何かを閃き、散らばった物を全てポーチに戻した。 竜車を引く草食竜“アプトノス”はそんなものには興味無いとばかりに草をはんでいる。
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