第二章:大学祭

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結局僕はその日の夕方、 君とたいした話も出来ないまま 家に帰って来てしまった。 今思えば 家まで送るよ、くらい 言うべきだったかもしれない。 でも本当に そんな余裕がなかったんだ。 だってあんまり君の笑顔が可愛くて 息をするのも苦しくなりそうだったから。
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