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少しだけ、劣等感を感じた。
僕は普通の私立大学だ。
国立なんて考えもしなかった。
でも君は、そんなこと気にしないのだろう。
多分、それはなんとなくだけど、そう思った。
だって君は、自分の出来ないことが一つでもできる人を、すごいと言う。
そしてそれは彼女にとって、
この世の全ての人なのだ。
だから彼女は誰に対しても笑顔だった。
もしかしたら本当は
違っていたかもしれないが、
それでも僕には、そう見えた。
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