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ちょっと傷ついた…
「まぁ、あれだ…
とりあえず、寝て早く傷を治せ」
咳払いを軽く一つついてから、顔を赤くしながら言う土方。
「はい…」
……………………………………………………
これが、私たちの出会いだった。
新撰組として有名になる何年も前の話だが…
因みに、私は、傷が治りかけた頃から刀の道を進むことを決め、皆と練習を共にしている。
京に行くまでの寝泊まりは、土方の家。もちろん、家事や、仕事の手伝いはしていた。
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