第1章

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次第に赤くなってくる頬。 もう一度携帯を開くと不在着信が10件以上きてることがわかり、慌てて確認すると全部彼氏からのものだった。 携帯をギュッと握りしめる。 「悠斗・・・・好きっ」 ツンデレだからいつもちゃんと言ってあげられないけど・・・本当は大好き。 今の電話だって、一瞬イラッとしたけど嬉しかった。 「・・・メール送っとこ」 内容を少し考えた後、「ばーかっ」と打って送信した。 そしてため息をつく。 「あたし・・・可愛くない・・・っ」
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