はじまりの唄

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 ここの坂をずうっと下った所に、いつも薄汚い格好をしたおっさんがいて、いつも絵を売っている。 はっきりいって、見る気もしないような酷い絵で、なんでそのおっさんが諦めず、ずうっと絵を売り続けてるのか、もの凄く気になる。 ある日、そのおっさんがいきなり現れなくなった。 話をしたりはしなかったが、気になって仕方がない。 気付いた頃に、僕は自転車に乗って北へ向かっていた。
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