狂愛

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───────── 君のすべてが手に入らないのなら この身を投げて あの世界に沈みこむ そうして脅して勝ち取っても きみはちっとも笑わない 愛が足りない? なにが足りない? 死をもって愛せば きみはわたしを愛してくれる? あぁ、月に照らされた この床が赤く染まるのが 目に見えるようで きみの心はしぼまって そうしていつか破裂したとき どこかへ消えてしまうんだろう
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