第零章・真紅の契約者

1/2
前へ
/412ページ
次へ

第零章・真紅の契約者

貴方は言った 君を何よりも愛しく想うと だから私の大きな身体で 貴方をどこまでも連れて行き だから私の大きな身体で 貴方を護り続けたの ああ、貴方が幸せならば 私の鱗がいくら傷付いてもいいのよ ああ、だから お願い、そんなに泣かないで ───古竜はこれからも人に尽くすから───
/412ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1142人が本棚に入れています
本棚に追加