蝶が舞う空、君と出会い

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春の陽射しの中 私は目を覚ます 少し眩しくて目を細めながら 屋上の時計を見る 昼休み、私が屋上に来てからまだ10分しか経ってない この学校の屋上は人気がないのか、私以外には利用する人が滅多にいない ―――たった10分の間に夢を見ていたのか 私はさきほどのシュールな夢を思いだす 「変な夢」 だいたいなんで私がロバなのだ どうせなら私の鼻にとまった蝶の方が良かった
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