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―――その日の夜…
待ち合わせ場所の駅前に向かうと、えりさんが立ってる姿を発見した。
「あっ、えりさん!」
「サクラー!待ってたよ。」
「遅くなってごめんなさい!!」
「ん?まだ、待ち合わせ時間なってないんだけどね(笑)」
えりさんは、その日は一段とキレイに見えた。
なびく黒髪、凛とした瞳、やさしい手。
いつもはナチュラルメイクなのに、しっかりおしゃれしてたから、そう思うのも無理はない。
駅からその噂の彼がいるBarまではえりさんとガールズトーク全開で話しながら歩いた。
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