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次の日、昨日の疲れがたまっていたので、まず風呂に入った。
だが、玄関から声が聞こえたので上半身裸で二階から窓の外を覗いて見た。
未「何やってんだ?」
外には、明らかにおかしな所に草が生えていて、コンクリートにはねずみ色の布が被さっている。
未「多分、天明寺が俺の家を捜させたんだろう。」
外に奴等がいると分かったら、玄関から出るわけにはいかない。
未「裏口だな…」
そう言って、玄関とは反対にある裏口から出ようと決めるが、天明寺が裏口があるのを知らないはずがない。
未「玄関はダミーか…」
そうと分かれば、さっさと制服を着て玄関を出る。
未「よし、やっぱりダミーだ。」
憲「ぇ…なんでこっちから?」
憲次がいた…(笑)
未「お前たちの裏口作戦はバレバレ」
憲「ちっ…やっぱりな…俺は無理だと思ってたよ。」
未「どうしてだい?」
憲「未来、無駄に頭いいし。」
未「無駄とか…(笑)」
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