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53名前: ◆BnhUepkPaA:2012/04/18(水) 21:08:34.27 ID:ceFXcdGY0
( ・∀・)「だからこそ、思い入れを大事にしてくれるこの世界は好きなんだよ」
|゚ノ;^∀^)「そうですか……よくわかりませんが」
( ・∀・)「わからなくていいよ。戦いたがるやつの気持ちなんか。キチガイのそれだと思っていい」
( ・∀・)「……お前の後ろにいるやつみたいにな」
|゚ノ;^∀^)「え?」
レモナの後ろの、黒い影が形を成す。
それは獰猛な牙を持ち、レモナの体を引きちぎらんと目一杯に口を広げる。
本来、陸には上がらない。宙にも浮かばない。
……鮫、だ。
「ジャアアアアアアアアアアア!!!!」
|゚ノ;゜∀゜)「ひっ――――!!」
( ・∀・)「【世界】」
危なげのない間一髪。
時間が停止し、鮫は固定される。
55名前: ◆BnhUepkPaA:2012/04/18(水) 21:16:27.69 ID:ceFXcdGY0
( ・∀・)(――――【黒い鮫】?)
そう、黒い鮫。
レモナに襲いかかったのは、黒い鮫だった。
それ以外の言葉が出てこない。
特に特徴があるわけでも無いし、強そうなわけでもない。
何か特殊能力も……なさそうだ。
叫び、飛び出してきた。
力強く、真っ直ぐに。
それはまるで――――
( ・∀・)「……マジものの獣みてぇだな」
まぁ、関係ない。
とりあえず、鮫をぶん殴る事にした。
( ・∀・)「うらッ!」
攻撃をすれば、鮫はぐずぐずになっていった。意外にも素直に死んでくれるようだ。
( ・∀・)「――――時は、動き出す」
|゚ノ;゜∀゜)
|゚ノ;゜∀゜)「――――はっ!!」
( ・∀・)「はーいダイジョブダイジョブよー」
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