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絶対勘違いされてる!
「くすくす。河井さん、俺の彼女だって思われたね」
「視線が怖かったです……」
「このまま本当に付き合っちゃおうか」
「え!?」
すると斎藤くんはくすくすとお腹をおさえて笑いだした。
「冗談だよ河井さん」
「……うぅ」
食べ終わった私たちはお店を出て、することもないのでバス停へと向かった。
可愛い服も買えたし、斎藤くんとも楽しくやれたし満足かな。
「河井さん、明後日うまくできるといいねぇ」
「何が?」
「え、告白とかしないの? 好きなんでしょ?」
……そういうの考えてなかったかも。
ただ一緒にお出掛け出来るのが嬉しかっただけなんだけど……そっか。
きっと私、先輩に一目惚れしたんだよね……。
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